コロナウイルスは不動産業界に影響を与えている?
新型コロナウイルス(COVID-19)が今も世界各国で猛威を振るっています。
ウィルスで健康や命が脅かされていますが、それだけではなく【経済活動】も大きなダメージを受けています。
観光業・宿泊業・飲食業・イベント業等の数々の業界が【不要不急の外出自粛】で倒産や売り上げの減少で疲弊している状態です。
コロナウイルスによるこれらの影響は不動産業界でも発生しているのでしょうか?
今回は上記の内容について解説していきます。
やはり不動産業界にも影響あり。。。
(株)LIFULLは19日、「新型コロナウイルス感染症に対する不動産事業者の意識調査」結果を発表しました。
企業活動への影響については、全体の70.5%が企業活動へ影響が出ているという回答結果になり、業態別では、売買分譲で36.2%と最も高く、賃貸仲介(23.8%)、賃貸管理(23.8%)、売買仲介(27.1%)を10%ほど上回る結果となりました。
▼新型コロナウイルス、7割の不動産会社が影響あり
https://www.re-port.net/article/news/0000061786/
やはり、コロナウイルスへの感染の恐れから【外出】【人込み】を避けなければならないということで、仲介店舗への【来客】【内覧】の減少につながりダメージを受けているようです。
さらに、大学・専門学校に来る予定だった留学生が入国・出国規制のため日本に来れなくなったため、留学生の需要減少もあります。
仲介店舗へのお客さんの減少だけではなく、不動産・土地の売買等の商談が延期・中止になったなどビジネスチャンスの減少もあります。
また、人が来ないという影響だけではなく【物流がストップしている】というのも不動産業界に大きな影響を与えています。
物流がストップしたことにより、改装や修理の部材が届かない、または届くとしても通常より多く時間がかかってしまう状態です。
来客・物流以外による影響
上記ダメージ以外にも【インバウンド需要】【オリンピック需要】を見込んで、マンションの用途変更を行って簡易宿所にしたが、今回のコロナウイルスの影響を受け宿泊客の減少もあるようです。
新型コロナウイルスの終息はいつごろになるか現状は分からない状態です。
デマの情報や、その情報を鵜呑みにしてパニックや買い占めなども発生しています。
まずは落ち着き正確な情報を精査し、うがい・手洗い・体調管理をしっかりと行い自分自身が病気にかからないようにしましょう。
writer.十川
株式会社ミニテック西日本