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カテゴリ:お役立ち

2020.03.14

サブリース(一括借上)とは?

今回は家主様向けのお話です

今回は、家主様向けの内容の記事です。
【サブリース(一括借上)】というものをご存知でしょうか?
家主様なら一度は聞いたことはあると思います。
今回はこの【サブリース(一括借上)】について詳しく解説していきます。

【サブリース(一括借上)】の仕組みとは?

【サブリース(一括借上)】は家主様から一括借上したマンション・アパートを管理会社が契約者に転貸を行います。
家賃は管理会社が受取、手数料等を差し引いた家賃の80%~90%が家主様に支払われます。
部屋が空室になったとしても家賃収入があるため、空室や毎月の家賃収入の変動を心配することがなくなります。
また、『入居者募集』・『契約書作成』・『クレーム対応』・『家賃督促』等の業務も行ってくれます。

メリット・デメリットは?

【サブリース(一括借上)】のメリット・デメリットは具体的にどのようなところでしょうか。

サブリース(一括借上)のメリット
■賃貸経営の安定
サブリース(一括借上)にすることで、空室になったとしても家賃収入が入ります。
つまり、毎月決まった収入が安定して受け取れます。

■管理・募集を任せられる
サブリース(一括借上)を行うと『入居者募集』・『契約書作成』・『クレーム対応』・『家賃督促』等の業務も行ってくれます。
家主様で改装業者を手配したり、未収家賃の督促を行ったりする必要がなくなります。

■確定申告が楽になる
不動産経営は不動産所得が発生するため、毎年確定申告が必要になります。
家主様ご自身で管理を行っている場合は、固定資産税・減価償却費・修繕費用等を自分で計算する必要がありますが、サブリース(一括借上)の場合は管理会社に支払う金額の中に明細が記載され確定申告がシンプルになり楽になります。


たくさんメリットがありますが、デメリットになる部分もあります。

サブリース(一括借上)のメリット
■家賃収入減少
家主様がご自身で管理を行った場合、家賃の収入はそのまま全額家主様が受け取ります。
しかし、サブリース(一括借上)手数料等を差し引いた家賃の80%~90%が家主様に支払われます。
そのため、家主様が受け取る家賃収入は自主管理に比べて減額になります。

■途中で解約される場合がある
サブリース(一括借上)は2〜10年ごとに近隣の市場動向を調査し、家賃や管理内容を見直す契約となっています。
マンションの老朽化や、近隣の家賃相場から家賃を減額して募集する提案を出されることがあります。
これに了承できない場合は、途中解約をされることがあります。
その場合は、家主様ご自身で管理を行うか、別の管理会社と契約を行う必要があります。
解約されてマンションが空室だらけで、一気に家賃収入が下がる場合もあります。

■管理会社の倒産
サブリース(一括借上)を行っている管理会社が倒産した場合、契約者に対する敷金返金義務が家主様に残ります。
また、管理会社が倒産してしまっているので、管理を自主管理にするのか、新たな管理会社と契約を結ぶ必要が出てきます。
サブリース(一括借上)の契約を結ぶ場合は、契約を行う管理会社の規模や経営力・財務状況も確認しておく必要があります。

サブリース(一括借上)以外の借上

『自分で管理やっているから、借上なんて関係ない』、『今もう別の管理会社で管理してもらっているから借上と言われても』とお考えの家主様もいらっしゃるかと思います。

実は最近は、空室1室から借上を行う会社もあります。
建築年数や間取等関係なしで借上を行ってくれる会社もありますので、今回の記事の内容を見て借上に興味を持たれた家主様!

是非、お気軽にミニテック西日本までご連絡くださいませ。

writer.十川
株式会社ミニテック西日本

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