お風呂を再度沸かせる機能でしょ!
お部屋探しをしていると、お風呂の設備で【追い炊き】というのを見かけると思います。
お風呂の機能に詳しくなくても、『再度お風呂を沸かせる機能でしょ』というのは何となくわかるかと思います。
実はこの【追い炊き】も種類があり、入居したら思っていたものと違う場合はあります。
なので今回は、この【追い炊き】について解説していきます。
【追い炊き】の種類は2種類
まず、【追い炊き】の基本の機能として『浴室内のお湯を再度設定した温度にまで温める』ことができる機能のことを指します。
そして追い炊きの方法としては2種類あります。
▼追い炊きの種類▼
■循環がま直結方式
浴槽に釜を直結しているタイプです。点火をすればすぐにお湯を温められますが湯量は増えません。
■さし湯方式
熱いお湯をプラスしてお湯の温度を上げる方式です。
※さし湯タイプは厳密には【追い炊き】ではないのですが、最近は追い炊きの機能として紹介されることが多いです。
追い炊きはこんな方にオススメ
追い炊きのメリットは【一度貯めた湯舟のお湯を再度温められる】という点です。
ですので下記のような方にオススメです。
■家族のお風呂に入るタイミグがバラバラ
中学生の長女は朝学校に行く前にお風呂に入り、小学生の長男は学校から帰って夕食前の夕方にお風呂に入るが、父は仕事で帰宅が8~9時に帰宅してからお風呂に入るなど、お風呂に入るタイミングがバラバラのご家族。
■一日に何度もお風呂に入る
お風呂が好きで、朝・夕方など何度も入浴される方。
ただ、『一度人が使ったお湯を温めるのって衛生的にどうなの?』という方はいらっしゃると思います。
やはり人が入ったお湯には菌が繁殖してはいます。
参照データ:風呂の残り湯は使っても良い? | 衛生微生物研究センター
https://kabi.co.jp/kabi.php?k=k15
一度貯めたお湯をどこまで使うかは『ライフスタイル』『家族構成』『健康状態』『衛生面』などを考えて使うのが良いかとは思います。
うまく利用することで水道代・ガス代・電気代を節約することができるので、お部屋探しの際は【追い炊き付き物件】も視野に入れてみてはどうでしょうか?
writer.十川
株式会社ミニテック西日本